INTRODUCTION - 奴隷船
稀代のSM作家として、そして純文学作家としても幅広く活動を続ける団鬼六氏。その映画化最新作「奴隷船」は、過去およそ
三十年にわたってエロス業界の女王として活躍してきた愛染恭子がなんと引退記念作品としてラストヌードを披露するという
超話題作となった。2010年1月に記者発表を行い、日本中に話題を振りまくことは必至だ。
内容についても、その巧妙に練られたプロットは息を呑むばかりであり、愛染演ずる温泉旅館の女将の隠れた一面が明らかに
なっていく過程は本格ミステリー映画のような面白さ。映画「奴隷船」は豊富なSMシーンに彩られているが、単に「SM」という
ジャンルに興味のある観客だけではなく、より広範な成人観客層にも楽しんでもらえる、SM映画の興奮と良質のミステリー映画の面白さが合体した成人向け娯楽作品といえよう。
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